歯の異常に関して
人間は食物を調理してから摂取するようになったことから、歯を使用する機会が減少し、それに伴って歯の退化傾向がみられるようになりました。その具体的な現れ方は、歯の形態の矮小(わいしょう)化と数の減少です。 こうした傾向のなかで見られる歯の異常には、次のようなものがあります。【1】形態の異常 歯の大きさが異常に大きいものを巨大歯、小さいものを矮小歯といいます。巨大歯は、ときに上顎中切歯にみられることがあり、矮小歯は、智歯(ちし)や上顎側切歯によくみられます。前歯の舌側面や小臼歯の咬合面に突起状の結節が生じるこ